オーナー制度とは、農地・木・樽・田んぼなどの資産や生産物に対して、
消費者が「オーナー」として参加し、収穫物や体験を受け取れる仕組みです。
生産者と消費者を直接つなぐ新しい関係づくりとして、
農業・ワイン・森林・地域づくりなど、さまざまな分野で広がっています。



オーナー制度の仕組み
田んぼや果樹、ワイン用ぶどう畑などの生産活動を応援しながら、その土地や作り手と関わることができる仕組みです。
参加者は一定の費用を支払い、収穫物を受け取ったり、田植えや収穫体験などに参加したりすることができます。
単なる商品の購入ではなく、生産の背景や地域の営みに触れられることが大きな特徴です。
オーナー制度でできること
- 収穫物を受け取る
- 生産者と交流する
- 現地を訪れる
- 季節の変化を楽しむ
基本の手続きの流れ
ホームページに申し込み用のリンクがあるケースがほとんどです。
1年や3年など生産者により制度の内容は異なります。
ご自身に合うものを選びましょう。
成長の様子など、HPで確認できるケースもあります。
手元に収穫物が届きます。

オーナー制度の主な種類
オーナー制度とひとことで言っても、その対象や関わり方はさまざまです。
農作物の栽培を応援するものから、地域の景観や文化を守るものまで、制度によって体験できる内容は異なります。ここでは代表的なオーナー制度をご紹介します。
棚田オーナー制度
棚田の保全活動を支援しながら、田植えや稲刈りなどの農作業に参加できる制度です。
日本各地で課題となっている耕作放棄地の防止や景観保全にもつながっており、収穫したお米を受け取れる場合もあります。
「食べる人」から「育てる人」へ。
お米づくりの一年を身近に感じられる制度です。
ワインオーナー制度
ワイン用ぶどう畑のオーナーとなり、生産者とともにワインづくりを楽しむ制度です。
ぶどうの成長を見守りながら、完成したワインを受け取ったり、収穫や醸造イベントに参加できたりする場合があります。
一本のワインが生まれる背景に触れられるのが魅力です。
オリーブオーナー制度
オリーブの木やオリーブ畑を応援する制度です。
収穫されたオリーブオイルや加工品が届くほか、現地で収穫体験ができる制度もあります。
地中海文化とのつながりを感じられることから、海外の制度も人気があります。
果樹オーナー制度
りんご、みかん、桃、さくらんぼなどの果樹を対象とした制度です。
自分の木を持つような感覚で成長を見守りながら、収穫物を受け取ることができます。
季節ごとの変化を感じやすく、家族で楽しめる制度としても人気です。
森林・里山オーナー制度
森林や里山の保全活動を支援する制度です。
植樹や間伐体験を通じて自然環境の維持に関わることができます。
収穫物を得ることよりも、「未来へ森を残すこと」に価値を置いた制度が多く見られます。
地域・古民家オーナー制度
古民家や地域資源の維持・活用を目的とした制度です。
特産品の受け取りだけでなく、地域イベントや交流会への参加機会が設けられていることもあります。
観光とは少し違う、地域との継続的な関わりを楽しめる制度です。
どの制度にも共通すること
対象はお米かもしれません。
ワインかもしれません。
一本の木かもしれません。
けれど、オーナー制度の本質は「モノを持つこと」ではなく、その土地や人とのつながりを育てることにあります。SATOMORIでは、そんなさまざまなオーナー制度との出会いを紹介しています。
オーナー制度との付き合い方
オーナー制度は、商品を購入して終わるものではありません。
現地を訪れたり、収穫を待ったり、生産者から届く便りを読んだり。
その土地の一年を、少しだけ一緒に過ごすような仕組みです。
オーナー制度が育むもの
収穫物だけではなく、
- 地域とのつながり
- 作り手への親しみ
- 季節を感じる時間
- また訪れたい場所
そんな目に見えない価値を育ててくれます。
参加する前に知っておきたいこと
オーナー制度は制度ごとに内容が異なります。
収穫体験が中心のものもあれば、
特産品の受け取りが中心のものもあります。
また、天候や自然環境によって収穫量が変動することもあります。
参加する際は、それぞれの制度の内容を確認し、自分に合ったものを選ぶことが大切です。
オーナー制度の探し方
- オーナー制度を紹介するサイトを見る
- 地域の募集を探す
- 生産者の募集ページを見る
SATOMORIでは、全国のオーナー制度を紹介しています。
