海外のオーナー制度

オーナー制度は、日本だけの仕組みではありません。

海外にも、ワイン畑やオリーブ畑、果樹園など、その土地の自然や生産者とつながりながら、収穫物や季節の便りを受け取れる取り組みがあります。

たとえば、ドイツ・モーゼル地方のぶどう畑を舞台にした「ぶどうの樹3本のオーナー」という制度があります。

この制度では、ドイツのモーゼル・ケステン村にある畑のぶどうから造られたリースリングワインが、翌年の6月頃に5〜6本届きます。

オーナーになると、ワインが届くだけではなく、ぶどうの栽培状況や天候、醸造の過程を伝える「畑たより」も届きます。

遠く離れたドイツの畑で、
今年はどんな天候だったのか。
ぶどうはどのように育ったのか。
どんなワインになって届くのか。

ボトルの向こう側にある風景や人の営みを感じながら待つ時間も、この制度の魅力です。

海外のオーナー制度は、単なる購入や所有ではなく、
「その土地の季節に参加する」ような体験でもあります。

イタリア|Olivami(オリーブオーナー)

Olivami Official Site

南イタリア・サレント地方で病害により失われたオリーブ畑の再生を支援するプロジェクト。オーナーになることで、植樹や農園維持を支援でき、オリーブオイルも受け取れます。  

イタリア南部のサレント地方では、病害によって多くのオリーブの木が失われました。
この制度は、新しい木を植え、農園を再生する取り組みです。
オーナーになることで、遠く離れたイタリアの風景を未来へつなぐ一員になることができます。

届くのはオリーブオイルだけではありません。
一本の木の成長を見守る時間も、この制度の魅力です。

イタリア|Nudo Adopt

Nudo Adopt Official Site

イタリア各地の小規模農家とつながるオリーブオーナー制度。農園を選び、自分の木から作られたオイルを受け取れます。  自分が選んだ農園から届くオリーブオイル。

Nudoは、消費者と生産者を直接つなぐ仕組みとして始まりました。
オーナーになることで、イタリアの農家を応援しながら、その土地の風土を味わうことができます。

イタリア|Pomora

Pomora Official Site

オリーブの木やコーヒーの木を「養子縁組(Adopt)」できるユニークな制度。オイルやコーヒーが定期的に届きます。  
地中海のオリーブ畑と、遠く離れたコーヒー農園。

Pomoraでは、農作物そのものではなく、生産者とのつながりを育てることを大切にしています。届く一杯のコーヒーやオイルの背景にある物語を知ることで、日常の景色が少し変わります。


ギリシャ|Forelia Own an Olive Tree

Forelia Official Site

ギリシャのオリーブ畑を支援する制度。自分の木を持つ感覚で参加できます。  
オリーブは、古代ギリシャの時代から平和や繁栄の象徴とされてきました。

この制度では、ギリシャの大地で育つ一本の木とつながることができます。
海を越えて、自分の名前が付いた木が育つ。

そんな少し特別な体験が待っています。


イタリア|Especially Puglia

Especially Puglia Official Site

プーリア州の家族経営農園を支援するCSA型のオーナー制度。オイルだけでなく、生産者との関係性も重視されています。

旅先で出会った農家から、季節の便りが届く。
Especially Pugliaのオーナー制度は、そんな感覚に近い仕組みです。

オイルの向こうにいる生産者の顔が見える。
それは単なる買い物ではなく、地域とのつながりそのものかもしれません。